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Expert Insight PUBLISHED: 2026.06.13

営業リストの作り方完全版|無料〜有料・精度を上げる方法【2026】

この記事の3つの要点

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    営業リストの作り方は「①ターゲット定義 → ②情報源の選定(無料/有料) → ③収集・抽出 → ④クレンジングと重複・NG除去 → ⑤セグメント整備」の5ステップ。順番を守るだけで質が一段上がる。

  • 2

    無料は国税庁・法人番号公表サイトや自社の名刺・Webから、有料は企業データベースで一気に。Excel管理は「クレンジング→重複チェック」の順で。件数より「当たる確率」を上げる設計がアポ率を決める。

  • 3

    精度を上げる5軸は「業種・地域・規模・フォーム有無・NG/接触履歴」。ListGene(40万社・条件抽出・フォーム有無判定)でリスト化し、ApoGenePROで送信まで自動化すれば手間なく回せる。

数万社の企業データを業種・地域・規模で絞り込み、精度の高い営業リストへと抽出するイメージ図

「アポが取れない」「送っても反応がない」——その原因の多くは、トークでも商品でもなく、そもそも宛先リストの質にあります。どれだけ良い文面を書いても、対象がズレていれば成果は出ません。本記事では、営業リストの作り方を無料の集め方から有料サービス、Excelでの管理、重複・NGの除去、そして精度を上げる5つの軸までを、2026年の最新情報を踏まえて完全網羅します。リスト作成に毎週何時間も溶かしている方ほど、読み終わる頃には「どこに力を入れれば成果が変わるか」が明確になるはずです。

営業リストとは?「質」がアポ率を左右する理由

営業リスト(ターゲットリスト/アタックリスト)とは、新規開拓でアプローチすべき企業や担当者の情報を整理した一覧のことです。会社名・住所・電話番号といった基本情報だけでなく、業種、従業員規模、売上高、Webサイト、お問い合わせ窓口、想定される経営課題まで含められると、その後のアプローチ精度が大きく変わります。言い換えれば、営業リストは「誰に・なぜ・どう当てるか」を設計する最初の地図です。

なぜ質がそこまで重要なのか。理由はシンプルで、アプローチの成果は「リストの質 × 文面の質 × タイミング」の掛け算だからです。掛け算なので、どれか一つがゼロに近いと全体もゼロに近づきます。とりわけリストは最上流に位置するため、ここがズレると下流の努力がすべて目減りします。2026年のBtoBマーケティング各種調査でも、現場の課題として「リードの質と数の確保」が引き続き上位に挙がっており、大量に集めること以上に「当たる相手に絞る」ことの価値が再認識されています。

Web・官公庁データベース・自社CRMの3つの情報源を統合し、重複除去を経て業種・地域・規模別にセグメントする営業リスト作成のフロー図
複数の情報源を統合 → クレンジング → セグメント。これが営業リスト作成の基本フロー。

「量のリスト」と「質のリスト」はこう違う

量のリストは、とにかく件数を集めたもの。業種も規模もバラバラで、すでに取引のある先や「営業お断り」の企業まで混ざっています。一方、質のリストは、自社が受注しやすいセグメントに絞り込まれ、重複・休眠・NGが除去され、連絡可能な窓口(フォームやメール)まで把握されています。同じ100件でも、後者は反応率もアポ率も安定します。リスト作成のゴールは「件数を増やすこと」ではなく、「当たる確率の高い母集団を作ること」だと最初に握っておきましょう。

よくある誤解が「とにかく母数を増やせば、確率論でアポも増える」というもの。しかし現実は逆で、ズレた母集団に大量送信すると、反応が薄いだけでなく、お断り先への送付によるクレームや、ブランドイメージの毀損といった“負債”まで抱え込みます。さらに、反応のないリストへ送り続けると現場のモチベーションも下がり、「フォーム営業は効果がない」という誤った結論に至りがちです。問題は手法ではなく宛先の質にあるケースがほとんど。だからこそ、最初の一歩であるリスト設計に最大の注意を払う価値があります。質の高いリストは、その後のすべての営業活動の費用対効果を底上げするレバーなのです。

的中率が上がる

受注実績の多いセグメントに似た企業へ絞るほど、提案が刺さりやすく反応率が安定する。

工数が減る

NG・重複・宛先不明を先に除けば、ムダな送信や謝罪対応に費やす時間が消える。

事故が減る

お断り先や取引先を除外しておくことで、関係悪化やクレームのリスクを下げられる。

営業リストの作り方|5ステップの全体像

情報源やツールの話に入る前に、まず作成の全体像を押さえます。営業リストは、思いつきで集め始めると途中で重複や手戻りが発生し、結局作り直しになりがちです。次の5ステップを順に踏むだけで、ムダなく質の高いリストに仕上がります。

STEP 01

ターゲットを定義する

自社商材の分析と過去の受注傾向から「どんな企業に売れているか」を言語化。業種・エリア・従業員規模・売上レンジ・想定課題で理想顧客像(ICP)を決める。ここがブレると以降すべてがブレる。

STEP 02

情報源を選ぶ(無料/有料)

必要件数と予算から情報源を決める。数百件なら自社資産+無料DB、数千件以上を継続的に回すなら有料の企業データベースやリスト作成ツールが効率的。複数を組み合わせるのが基本。

STEP 03

収集・抽出する

決めた条件で企業情報を集める。会社名・URL・所在地・電話・問い合わせ窓口(フォーム/メール)を最低限の列として揃える。手作業なら1社ずつ、ツールなら条件指定で一括抽出。

STEP 04

クレンジング&重複・NG除去

表記ゆれを統一(クレンジング)してから重複を検出・削除。さらに取引先・過去接触・「営業お断り」先・宛先不明を除外。順序は必ず「整える→重複チェック」。

STEP 05

セグメント整備・優先順位付け

業種・規模・エリア・確度でラベル付けし、当てる順番を決める。メッセージを最適化しやすくなり、検証(どのセグメントが当たったか)も回しやすくなる。

ポイントはSTEP01(ターゲット定義)に最も時間をかけること。多くの現場は「収集」に労力を注ぎますが、定義が甘いまま大量に集めても、後工程の除外で半分以上が消えることも珍しくありません。最初に「誰に売るか」を鋭く決めるほど、収集も除去もラクになります。

無料で営業リストを集める3つの方法

予算をかけずに営業リストを作る方法は、大きく3系統あります。いずれも「件数は限られるが費用ゼロ」が特徴で、小規模なテスト送信や立ち上げ初期に有効です。

① 自社にある資産から作る(最優先)

最も確度が高く、しかも無料なのが自社資産の棚卸しです。交換した名刺、過去の問い合わせ・資料請求、失注後そのままになっている商談、展示会やセミナーの参加者——これらはすでに自社に何らかの接点がある“温かい”母集団です。CRM/SFAや名刺管理に眠っているデータを掘り起こすだけで、外部からゼロイチで集めるより高い反応が期待できます。新規開拓に走る前に、まず手元の資産を使い切るのが鉄則です。

② 官公庁・公的データベースを使う

国税庁の「法人番号公表サイト」は、全国の登記法人の基本3情報(商号又は名称・本店所在地・法人番号)を、誰でも自由に・無料で検索・ダウンロードできる公的サービスです。新設されたばかりの企業やポータル未掲載の会社も網羅されており、Web-APIや一括ダウンロード機能も用意されています。ここで母集団の骨格(社名・所在地)を取得し、各社の公式サイトを辿って電話番号・お問い合わせフォーム・メール窓口・業種などを補完していくのが、無料で作る王道の流れです。法人番号は名寄せのキーとしても使えるため、後の重複統合にも役立ちます。

③ Web検索・無料ツールで集める

業種+地域などのキーワードでWeb検索し、業界ポータルや企業ディレクトリ、口コミ・地図サービスから企業情報を拾う方法もあります。近年は無料枠のある営業リスト作成ツールも増えており、たとえば月数百件まで無料でダウンロードできるサービスや、基本項目(会社名・電話・住所)を地域・業種で絞り込める無料ツールも存在します。BtoBであれば、こうした無料ツールを戦略的に組み合わせることで、1,000件規模のリスト作成も十分に現実的です。ただし、無料は「件数上限」「項目の少なさ」「メール/フォームURLの欠落」が付きものなので、量と精度の両立には限界があることも理解しておきましょう。

無料ツールを使う際の実践的なコツは、「1つに依存せず、役割で組み合わせる」こと。たとえば、母集団の骨格は公的データベースで広く取り、業種・エリアの絞り込みは無料ツールの検索条件で行い、最後に各社サイトを確認してフォーム/メール窓口を補完する——というように、それぞれの得意分野をつなぐと、無料の範囲でも実用的なリストに仕上がります。一方で、無料ツールはデータの出所や更新頻度が見えにくいことも多いため、抽出後に倒産・移転・重複が混ざっていないかを必ず点検してください。「無料で集める=そのまま使える、ではない」という前提を持ち、収集後のクレンジング工程まで含めて時間を見積もるのが、結果的にいちばん早道です。テスト段階は無料で検証し、勝ち筋が見えてから有料で量産規模に引き上げる——この二段構えが費用対効果に優れます。

無料法の落とし穴:費用はゼロでも「人件費(工数)」は確実にかかります。1社ずつ公式サイトを開いて窓口を確認していくと、数百件でも丸一日仕事になりがちです。「自分の時給 × 作業時間」が有料ツールの月額を超えるなら、ツールを使ったほうが合理的——この損益分岐の感覚を持っておくと判断がブレません。

モダンなオフィスでノートPCを使い、ホログラム状の企業データ一覧を見ながら営業リストを構築・整理するビジネスパーソン
無料法は費用ゼロでも工数がかかる。手作業の収集は「時給×時間」のコストを意識する。

有料の営業リストサービス・ツールの選び方

数千件〜数万件を継続的に回すなら、有料の企業データベースやリスト作成ツールが現実的です。有料のメリットは「件数」「鮮度」「付帯情報の多さ」「抽出条件の細かさ」。AIで収集・データベース化した企業データを多様な条件で分類し、成約見込みの高い企業に的を絞れるサービスも一般的になっています。選定時は次の観点を比較しましょう。

収録社数と網羅性

母集団の大きさ。狙う業種・エリアがちゃんとカバーされているか。地方・中小まで入っているか。

抽出条件の細かさ

業種・地域・規模・上場/非上場・キーワード・フォーム有無など、どこまで絞り込めるか。

鮮度・更新頻度

情報が古いと宛先不明や倒産先が混ざる。更新の頻度とデータの出所を確認する。

無料ソースと有料ソースの比較

それぞれの情報源の向き不向きを整理すると、次のようになります。「どちらが正解」ではなく、初期は無料で検証 → 当たりが見えたら有料で量産、と段階的に使い分けるのが賢い進め方です。

情報源コスト・件数向いているケース
自社資産(名刺・CRM・失注)無料/件数は限定的最初に着手すべき高確度の母集団
国税庁・法人番号公表サイト無料/全国の登記法人社名・所在地の骨格づくり、名寄せキー
Web検索・無料ツール無料〜/上限あり小規模テスト、特定業種の補完
有料企業データベース月額・従量/数千〜数万件継続的な量産、細かい条件抽出
ListGene(40万社DB)条件抽出/フォーム有無も判定送信まで見据えた“使えるリスト”作成

なお、リスト作成と送信を切り離さずに考えると効率が上がります。たとえばListGene(リスジェネ)は40万社の企業データベースから業種・地域・規模・上場/非上場・キーワードで抽出でき、お問い合わせフォームの有無まで判定します。「フォームがある企業だけ」を抽出できると、後述するフォーム営業の自動化とそのまま連結でき、リストが“作って終わり”にならず成果まで地続きになります。

Excelでの管理|重複削除・名寄せの正しい手順

数百件規模なら、営業リストはExcelで十分に管理できます。むしろ大切なのはツールより「運用ルール」と「処理の順序」。ここを外すと、重複だらけ・表記バラバラのリストになり、同じ企業に二重送信して信頼を損ねかねません。Excel管理のコツを具体的に押さえましょう。

鉄則は「クレンジング → 重複チェック」の順

最も多い失敗が、表記ゆれを残したまま重複削除をかけてしまうこと。「株式会社○○」と「(株)○○」、全角・半角、前後のスペースが混在していると、Excelの「重複の削除」では別物と判定され、重複が残ります。正しい順序は、まず表記を統一(クレンジング)してから重複を検出・削除です。具体的には次の関数が役立ちます。

  • TRIM前後・連続する余分なスペースを除去して表記を揃える。
  • ASC全角の英数字・カナを半角に統一し、表記ゆれを減らす。
  • SUBSTITUTE「株式会社」「(株)」などの揺れを置換して統一する。
  • COUNTIF同一社名の出現回数を数えて重複を検出(2以上=重複候補)。
  • VLOOKUP / XLOOKUP別表(取引先・NG先)と突き合わせて、除外対象にフラグを立てる。

注意したいのは、「同じ社名でもまったく別の企業」が存在する点です。社名だけで機械的に消すと、別法人を誤って除外してしまうことがあります。可能なら法人番号や所在地・URLを併用キーにして名寄せすると安全です。並べ替えの際は、社名だけを選択して付帯情報を置き去りにしないよう、必ず関連列をまとめて範囲選択してから昇順に整えてください。

運用ルールとメンテナンスを決めておく

複数人で1つのリストを触ると、入力フォーマットのばらつきや上書き事故から重複が生まれます。入力規則(列の意味・必須項目・社名の書き方)、最新版のファイル命名ルール、定期バックアップを最初に決めておきましょう。さらに、リストは作って終わりではなく“生もの”です。倒産・移転・担当者交代で情報はすぐ古くなります。定期的に古い・不正確なデータを除去するメンテナンスを習慣化することが、精度を保つうえで欠かせません。Excelはファイルが重くなると共有・編集時の事故が増えるため、件数の増加に応じてCRM/SFAやリスト作成ツールへの移行も視野に入れてください。

リストの精度を上げる5つの軸

ここが本記事の核心です。アポ率・反応率を底上げするには、件数を追うのではなく、次の5つの軸で母集団を“絞り込む/整える”こと。どれも難しくありませんが、やるかやらないかで成果が大きく変わります。

多数の企業アイコンの中から、条件に合致する優良企業だけを光の虫眼鏡で検証し選別する営業リストの精度向上イメージ
母集団を広げるより、当たる企業へ的を絞る。精度は5つの軸で決まる。

軸①:業種で絞る

自社の受注実績が多い業種、課題がフィットしやすい業種に絞ります。実績データから「どの業種で勝っているか」を逆算し、その近縁業種へ広げるのが定石。業種がズレた相手にいくら丁寧に送っても、そもそも課題が合致しないため反応は鈍くなります。

軸②:地域(エリア)で絞る

商圏・対応エリア・訪問可否に応じて地域を限定します。対面が前提のサービスなら近隣に、オンライン完結なら全国に、と商材特性に合わせて設計。エリアで切るとメッセージにも地域性を織り込めて、開封・反応のきっかけになります。

軸③:企業規模(従業員数・売上)で絞る

規模によって決裁プロセスも予算感もまったく違います。小規模事業者向けの商材を大企業に当てても、窓口にすら届きません。逆もまた然り。自社の価格帯・導入規模に合うレンジへ絞ることで、商談化の確率が上がります。なお、2026年の調査では「経営企画室や情報システム部門などの“聖域”へのアプローチは難易度が格段に上がる」と指摘されており、規模だけでなくどの部門・誰に届けるかまで意識すると精度がさらに高まります。

軸④:連絡窓口(フォーム/メール)の有無で絞る

見落とされがちですが、「そもそも連絡できる窓口があるか」は精度に直結します。フォーム営業をするならお問い合わせフォームのある企業、メールならメール窓口のある企業に絞らないと、リストにあっても到達しません。フォーム有無を判定できるデータベースを使えば、この絞り込みを自動化できます。ListGeneはこのフォーム有無判定に対応しており、「窓口がある企業だけ」を抽出してそのまま送信工程へ渡せます。

軸⑤:NG・接触履歴で除外する

既存取引先、過去に接触済み・失注直後、そして「営業お断り」を明示している企業は除外します。お断り先への送付は関係悪化やクレームに直結し、得るものがありません。NGリストを別管理し、送信前に必ず突き合わせる運用を徹底しましょう。理想は、送信中に「営業お断り」を検出したら自動で除外・再送防止までできる仕組みです(ApoGenePROはこのNG自動検出・共有NG適用に対応しています)。

5軸を一言でまとめると——「合う相手(業種・規模・エリア)に、届く手段(窓口あり)で、当てていい相手(NG除外)へ送る」。母集団を10万件に広げるより、この5軸で5,000件に研ぐほうが、結果的にアポ数は伸びます。リストの精度とは“絞り込みの設計”そのものです。

やりがちな失敗と、合法・迷惑をかけない運用

最後に、リスト作成・活用でつまずきやすいポイントと、守るべき運用ルールを押さえます。技術より先に「やってはいけないこと」を知っておくほうが、長く成果を出し続けられます。

よくある失敗何が起きるか対策
件数だけを追う反応率が下がり工数も増える5軸で絞る/質を優先
クレンジング前に重複削除重複が残り二重送信整える→重複チェックの順守
更新せず使い回す宛先不明・倒産先が混入定期メンテナンスを習慣化
NG・お断り先を放置クレーム・関係悪化NGリスト突合・自動除外

合法・遵法のために確認したいこと

BtoBの新規営業は、商取引上の勧誘として一般に行われています。一方で、リストを使ってアプローチする際は、迷惑をかけない運用を前提に次の点を併せて確認してください。

  • 各社サイトの利用規約:フォームの利用目的や営業利用の可否に関する記載を尊重する。
  • 特定電子メール法:メールを送る場合の表示義務やオプトアウト(受信拒否)の考え方に配慮する。
  • 個人情報保護法:個人情報を含む場合は取得・利用・管理を適切に行う。
  • 相手の明示的な拒否の尊重:「営業お断り」「NG」の意思表示は必ず守り、再送しない。

「数を打てば当たる」ではなく、「合う相手に、礼を尽くして、迷惑をかけずに届ける」——これが結果的に最も成果につながり、ブランドも傷つけません。なお本記事は一般的な情報提供であり、個別の法的判断については弁護士等の専門家にご確認ください。フォーム営業の進め方や法務の考え方をさらに知りたい方は、関連コラムの営業ノウハウ記事一覧も参考にしてください。

営業リストに入れるべき項目(列)の設計

リストの精度を支えるのは、実は「どんな列(項目)を持つか」という設計です。列が足りないと絞り込みも検証もできず、逆に多すぎると埋まらないまま形骸化します。営業リストは「アプローチに必須の列」「絞り込み・検証に使う列」「運用ステータスの列」の3層で考えると整理しやすくなります。最初からすべてを完璧に埋めようとせず、必須列だけは100%、補助列は分かる範囲でという割り切りが、運用を止めないコツです。

区分項目(列)役割
必須会社名/URL/所在地/電話/問い合わせ窓口(フォーム・メール)アプローチに直接使う基礎情報
絞り込み業種/従業員規模/売上レンジ/エリア/上場区分セグメント分けと優先順位付け
仮説想定課題/導入していそうな仕組み/きっかけ情報文面のパーソナライズ材料
運用接触ステータス/送信日/反応/NGフラグ/担当者二重送信防止と効果検証

とくに「運用」区分の列は軽視されがちですが、ここが効果検証の生命線です。送信日・反応・NGフラグを残しておけば、「どの業種・規模・エリアのセグメントが当たったか」を後から分析でき、次回のリスト作成にフィードバックできます。リスト作成は一度きりの作業ではなく、当てて → 記録して → 改善するという学習ループの起点です。当たったセグメントに寄せ、外したセグメントを削るサイクルを回すほど、リストは月を追うごとに洗練されていきます。

列は3層で設計

必須・絞り込み・運用。役割で分けると、埋めるべき優先順位が明確になる。

仮説列で差がつく

想定課題やきっかけを1列持つだけで、文面のパーソナライズ品質が跳ね上がる。

運用列で改善

反応・NGを記録すれば、当たるセグメントが見え、翌月のリストが賢くなる。

この列設計を手動でゼロから整備し、毎回維持するのは骨が折れます。企業データベースを使えば、業種・規模・エリア・上場区分・フォーム有無といった「絞り込み列」は最初から構造化されたデータとして手に入るため、運用列の管理に集中できます。リストづくりで本当に時間を使うべきは、データ収集そのものではなく「どのセグメントが当たるか」を見極める検証のほうです。収集・整形は仕組みに任せ、人は判断に専念する——これが2026年時点での現実的な分業の形です。

リスト作成から送信までを自動化するという選択肢

ここまで読んで「やることは分かったが、これを毎週手作業で回すのは厳しい」と感じた方も多いはずです。実際、2026年の調査でも「獲得したリードへスピーディに接触できているか」が成否を分ける一方、獲得直後にすべて架電できている企業は25.6%にとどまるとされ、リストを作ってもフォロー・送信が追いつかないのが現場のリアルです。そこで有効なのが、リスト作成と送信を一気通貫で自動化するアプローチです。

ListGeneで「業種・地域・規模・フォーム有無」を指定して質の高いリストを抽出し、その送信先をApoGenePROに渡せば、AIが企業ごとにHPを読み込み、お問い合わせフォームを理解して1社ずつ個別文面で自動送信します。フォームがない企業にはメール窓口へ自動代替して取りこぼしを抑え、「営業お断り」表記は自動検出して除外。本記事で説明した5軸の絞り込みと運用ルールが、ツール側でそのまま実装されているイメージです。リストづくりの工数を圧縮しつつ、精度と遵法運用を両立できます。

料金は、基本料が月額¥3,000、フォーム送信が1件“成功”するごとに¥3の成果課金です。送信が失敗した分やメール窓口への代替送信は¥0で、いわゆる“ムダ打ち課金”は発生しません。さらにフォーム成功50件までは無料で試せ、50件に到達すると自動で停止するため、いきなり費用が膨らむ心配もありません(クレジットカードの登録は必要ですが、勝手に継続課金される設計ではありません)。成果が出た分にだけ費用がかかる仕組みなので、「まずは自社のリストで当たるかどうかを小さく試す」という入り方ができます。なお、フォーム送信の成功率はリストの品質や業界によって変動し、あくまで“到達できたフォーム”に対しての話である点は正直にお伝えしておきます。だからこそ、本記事のテーマであるリストの質を高める工程が、自動化ツールの効果を最大化する前提条件になるのです。

よくある質問(FAQ)

Q.営業リストは無料だけで作れますか?

A.小規模であれば無料でも作成可能です。国税庁の法人番号公表サイトで全国の登記法人の基本3情報(商号・所在地・法人番号)を取得し、各社の公式サイトから連絡先や問い合わせ窓口を補完すれば、費用ゼロでもリスト化できます。ただし手作業の収集はメールアドレスやフォームURL、業種・規模などの付帯情報が欠けやすく、件数を増やすほど工数が膨らみます。月数百件までは無料、数千件以上の継続運用ならツール併用が現実的です。

Q.営業リストの精度を上げるには何を見ればいいですか?

A.アプローチ前に「業種」「地域(エリア)」「企業規模(従業員数・売上)」「お問い合わせフォームやメール窓口の有無」「すでに接触済みか/NG先か」の5点を整えることが近道です。自社の受注実績が多いセグメントに似た企業へ絞り、重複・休眠・お断り先を除外したうえで、連絡可能な窓口があるかを確認します。母集団を広げるより、当たる確率の高い企業へ的を絞るほうがアポ率は安定します。

Q.Excelで営業リストを管理しても問題ありませんか?

A.数百件規模ならExcel管理で十分機能します。会社名はTRIM・ASCで表記を統一し、COUNTIFで重複を検出してから削除する、という「クレンジング→重複チェック」の順序を守るのがコツです。ただし件数が増えるとファイルが重くなり、複数人運用で重複や上書き事故が起きやすくなります。数千件以上や複数メンバーでの共有運用に移る場合は、CRM/SFAやリスト作成ツールへの移行を検討するとよいでしょう。

Q.営業リストを使ったアプローチで法律上の注意点はありますか?

A.B2Bの新規営業は商取引上の勧誘として一般に行われていますが、運用面では各社サイトの利用規約、特定電子メール法(メール送信時の表示義務やオプトアウトの考え方)、個人情報保護法、そして相手の明示的な拒否(「営業お断り」表記やNGの意思)の尊重を併せて確認してください。迷惑をかけない運用が前提です。本記事は一般的な情報提供であり、個別の法律判断は専門家にご確認ください。

Q.リストの作成と送信を自動化できますか?

A.可能です。ListGeneで業種・地域・規模・上場/非上場・キーワード等の条件から40万社の企業データベースを抽出し(お問い合わせフォームの有無も判定)、その送信先にApoGenePROを連携させれば、AIが企業ごとにHPを読み込んで個別文面でフォーム送信まで自動化できます。フォームがない企業にはメール窓口へ自動代替し、取りこぼしを抑えます。基本料は月3,000円、成功1件につき3円の成果課金で、フォーム成功50件までは無料です。

成果が出た分だけ

良いリストを“成果”まで地続きにする

業種・地域・規模・フォーム有無で絞ったリストは、ListGene(40万社)で抽出。その送信先をApoGenePROに渡せば、AIが1社ずつHPを読んで個別文面でフォーム送信まで自動化します。
基本料 月¥3,000+成功1件¥3、フォーム成功50件まで無料。失敗・メール代替は¥0、ムダ打ちゼロ。縛りなし・いつでも解約。

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※ クレカ登録は必要ですが成功50件まで無料・自動で勝手に課金されません。送信先リストは ListGene(40万社) と連携。

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