営業リストの作り方完全版|無料〜有料・精度を上げる方法【2026】
この記事の3つの要点
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営業リストの作り方は「①ターゲット定義 → ②情報源の選定(無料/有料) → ③収集・抽出 → ④クレンジングと重複・NG除去 → ⑤セグメント整備」の5ステップ。順番を守るだけで質が一段上がる。
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無料は国税庁・法人番号公表サイトや自社の名刺・Webから、有料は企業データベースで一気に。Excel管理は「クレンジング→重複チェック」の順で。件数より「当たる確率」を上げる設計がアポ率を決める。
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精度を上げる5軸は「業種・地域・規模・フォーム有無・NG/接触履歴」。ListGene(40万社・条件抽出・フォーム有無判定)でリスト化し、ApoGenePROで送信まで自動化すれば手間なく回せる。
「アポが取れない」「送っても反応がない」——その原因の多くは、トークでも商品でもなく、そもそも宛先リストの質にあります。どれだけ良い文面を書いても、対象がズレていれば成果は出ません。本記事では、営業リストの作り方を無料の集め方から有料サービス、Excelでの管理、重複・NGの除去、そして精度を上げる5つの軸までを、2026年の最新情報を踏まえて完全網羅します。リスト作成に毎週何時間も溶かしている方ほど、読み終わる頃には「どこに力を入れれば成果が変わるか」が明確になるはずです。
営業リストとは?「質」がアポ率を左右する理由
営業リスト(ターゲットリスト/アタックリスト)とは、新規開拓でアプローチすべき企業や担当者の情報を整理した一覧のことです。会社名・住所・電話番号といった基本情報だけでなく、業種、従業員規模、売上高、Webサイト、お問い合わせ窓口、想定される経営課題まで含められると、その後のアプローチ精度が大きく変わります。言い換えれば、営業リストは「誰に・なぜ・どう当てるか」を設計する最初の地図です。
なぜ質がそこまで重要なのか。理由はシンプルで、アプローチの成果は「リストの質 × 文面の質 × タイミング」の掛け算だからです。掛け算なので、どれか一つがゼロに近いと全体もゼロに近づきます。とりわけリストは最上流に位置するため、ここがズレると下流の努力がすべて目減りします。2026年のBtoBマーケティング各種調査でも、現場の課題として「リードの質と数の確保」が引き続き上位に挙がっており、大量に集めること以上に「当たる相手に絞る」ことの価値が再認識されています。
「量のリスト」と「質のリスト」はこう違う
量のリストは、とにかく件数を集めたもの。業種も規模もバラバラで、すでに取引のある先や「営業お断り」の企業まで混ざっています。一方、質のリストは、自社が受注しやすいセグメントに絞り込まれ、重複・休眠・NGが除去され、連絡可能な窓口(フォームやメール)まで把握されています。同じ100件でも、後者は反応率もアポ率も安定します。リスト作成のゴールは「件数を増やすこと」ではなく、「当たる確率の高い母集団を作ること」だと最初に握っておきましょう。
よくある誤解が「とにかく母数を増やせば、確率論でアポも増える」というもの。しかし現実は逆で、ズレた母集団に大量送信すると、反応が薄いだけでなく、お断り先への送付によるクレームや、ブランドイメージの毀損といった“負債”まで抱え込みます。さらに、反応のないリストへ送り続けると現場のモチベーションも下がり、「フォーム営業は効果がない」という誤った結論に至りがちです。問題は手法ではなく宛先の質にあるケースがほとんど。だからこそ、最初の一歩であるリスト設計に最大の注意を払う価値があります。質の高いリストは、その後のすべての営業活動の費用対効果を底上げするレバーなのです。
的中率が上がる
受注実績の多いセグメントに似た企業へ絞るほど、提案が刺さりやすく反応率が安定する。
工数が減る
NG・重複・宛先不明を先に除けば、ムダな送信や謝罪対応に費やす時間が消える。
事故が減る
お断り先や取引先を除外しておくことで、関係悪化やクレームのリスクを下げられる。
営業リストの作り方|5ステップの全体像
情報源やツールの話に入る前に、まず作成の全体像を押さえます。営業リストは、思いつきで集め始めると途中で重複や手戻りが発生し、結局作り直しになりがちです。次の5ステップを順に踏むだけで、ムダなく質の高いリストに仕上がります。
ターゲットを定義する
自社商材の分析と過去の受注傾向から「どんな企業に売れているか」を言語化。業種・エリア・従業員規模・売上レンジ・想定課題で理想顧客像(ICP)を決める。ここがブレると以降すべてがブレる。
情報源を選ぶ(無料/有料)
必要件数と予算から情報源を決める。数百件なら自社資産+無料DB、数千件以上を継続的に回すなら有料の企業データベースやリスト作成ツールが効率的。複数を組み合わせるのが基本。
収集・抽出する
決めた条件で企業情報を集める。会社名・URL・所在地・電話・問い合わせ窓口(フォーム/メール)を最低限の列として揃える。手作業なら1社ずつ、ツールなら条件指定で一括抽出。
クレンジング&重複・NG除去
表記ゆれを統一(クレンジング)してから重複を検出・削除。さらに取引先・過去接触・「営業お断り」先・宛先不明を除外。順序は必ず「整える→重複チェック」。
セグメント整備・優先順位付け
業種・規模・エリア・確度でラベル付けし、当てる順番を決める。メッセージを最適化しやすくなり、検証(どのセグメントが当たったか)も回しやすくなる。
ポイントはSTEP01(ターゲット定義)に最も時間をかけること。多くの現場は「収集」に労力を注ぎますが、定義が甘いまま大量に集めても、後工程の除外で半分以上が消えることも珍しくありません。最初に「誰に売るか」を鋭く決めるほど、収集も除去もラクになります。
無料で営業リストを集める3つの方法
予算をかけずに営業リストを作る方法は、大きく3系統あります。いずれも「件数は限られるが費用ゼロ」が特徴で、小規模なテスト送信や立ち上げ初期に有効です。
① 自社にある資産から作る(最優先)
最も確度が高く、しかも無料なのが自社資産の棚卸しです。交換した名刺、過去の問い合わせ・資料請求、失注後そのままになっている商談、展示会やセミナーの参加者——これらはすでに自社に何らかの接点がある“温かい”母集団です。CRM/SFAや名刺管理に眠っているデータを掘り起こすだけで、外部からゼロイチで集めるより高い反応が期待できます。新規開拓に走る前に、まず手元の資産を使い切るのが鉄則です。
② 官公庁・公的データベースを使う
国税庁の「法人番号公表サイト」は、全国の登記法人の基本3情報(商号又は名称・本店所在地・法人番号)を、誰でも自由に・無料で検索・ダウンロードできる公的サービスです。新設されたばかりの企業やポータル未掲載の会社も網羅されており、Web-APIや一括ダウンロード機能も用意されています。ここで母集団の骨格(社名・所在地)を取得し、各社の公式サイトを辿って電話番号・お問い合わせフォーム・メール窓口・業種などを補完していくのが、無料で作る王道の流れです。法人番号は名寄せのキーとしても使えるため、後の重複統合にも役立ちます。
③ Web検索・無料ツールで集める
業種+地域などのキーワードでWeb検索し、業界ポータルや企業ディレクトリ、口コミ・地図サービスから企業情報を拾う方法もあります。近年は無料枠のある営業リスト作成ツールも増えており、たとえば月数百件まで無料でダウンロードできるサービスや、基本項目(会社名・電話・住所)を地域・業種で絞り込める無料ツールも存在します。BtoBであれば、こうした無料ツールを戦略的に組み合わせることで、1,000件規模のリスト作成も十分に現実的です。ただし、無料は「件数上限」「項目の少なさ」「メール/フォームURLの欠落」が付きものなので、量と精度の両立には限界があることも理解しておきましょう。
無料ツールを使う際の実践的なコツは、「1つに依存せず、役割で組み合わせる」こと。たとえば、母集団の骨格は公的データベースで広く取り、業種・エリアの絞り込みは無料ツールの検索条件で行い、最後に各社サイトを確認してフォーム/メール窓口を補完する——というように、それぞれの得意分野をつなぐと、無料の範囲でも実用的なリストに仕上がります。一方で、無料ツールはデータの出所や更新頻度が見えにくいことも多いため、抽出後に倒産・移転・重複が混ざっていないかを必ず点検してください。「無料で集める=そのまま使える、ではない」という前提を持ち、収集後のクレンジング工程まで含めて時間を見積もるのが、結果的にいちばん早道です。テスト段階は無料で検証し、勝ち筋が見えてから有料で量産規模に引き上げる——この二段構えが費用対効果に優れます。
無料法の落とし穴:費用はゼロでも「人件費(工数)」は確実にかかります。1社ずつ公式サイトを開いて窓口を確認していくと、数百件でも丸一日仕事になりがちです。「自分の時給 × 作業時間」が有料ツールの月額を超えるなら、ツールを使ったほうが合理的——この損益分岐の感覚を持っておくと判断がブレません。
有料の営業リストサービス・ツールの選び方
数千件〜数万件を継続的に回すなら、有料の企業データベースやリスト作成ツールが現実的です。有料のメリットは「件数」「鮮度」「付帯情報の多さ」「抽出条件の細かさ」。AIで収集・データベース化した企業データを多様な条件で分類し、成約見込みの高い企業に的を絞れるサービスも一般的になっています。選定時は次の観点を比較しましょう。
収録社数と網羅性
母集団の大きさ。狙う業種・エリアがちゃんとカバーされているか。地方・中小まで入っているか。
抽出条件の細かさ
業種・地域・規模・上場/非上場・キーワード・フォーム有無など、どこまで絞り込めるか。
鮮度・更新頻度
情報が古いと宛先不明や倒産先が混ざる。更新の頻度とデータの出所を確認する。
無料ソースと有料ソースの比較
それぞれの情報源の向き不向きを整理すると、次のようになります。「どちらが正解」ではなく、初期は無料で検証 → 当たりが見えたら有料で量産、と段階的に使い分けるのが賢い進め方です。
| 情報源 | コスト・件数 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 自社資産(名刺・CRM・失注) | 無料/件数は限定的 | 最初に着手すべき高確度の母集団 |
| 国税庁・法人番号公表サイト | 無料/全国の登記法人 | 社名・所在地の骨格づくり、名寄せキー |
| Web検索・無料ツール | 無料〜/上限あり | 小規模テスト、特定業種の補完 |
| 有料企業データベース | 月額・従量/数千〜数万件 | 継続的な量産、細かい条件抽出 |
| ListGene(40万社DB) | 条件抽出/フォーム有無も判定 | 送信まで見据えた“使えるリスト”作成 |
なお、リスト作成と送信を切り離さずに考えると効率が上がります。たとえばListGene(リスジェネ)は40万社の企業データベースから業種・地域・規模・上場/非上場・キーワードで抽出でき、お問い合わせフォームの有無まで判定します。「フォームがある企業だけ」を抽出できると、後述するフォーム営業の自動化とそのまま連結でき、リストが“作って終わり”にならず成果まで地続きになります。
Excelでの管理|重複削除・名寄せの正しい手順
数百件規模なら、営業リストはExcelで十分に管理できます。むしろ大切なのはツールより「運用ルール」と「処理の順序」。ここを外すと、重複だらけ・表記バラバラのリストになり、同じ企業に二重送信して信頼を損ねかねません。Excel管理のコツを具体的に押さえましょう。
鉄則は「クレンジング → 重複チェック」の順
最も多い失敗が、表記ゆれを残したまま重複削除をかけてしまうこと。「株式会社○○」と「(株)○○」、全角・半角、前後のスペースが混在していると、Excelの「重複の削除」では別物と判定され、重複が残ります。正しい順序は、まず表記を統一(クレンジング)してから重複を検出・削除です。具体的には次の関数が役立ちます。
- TRIM前後・連続する余分なスペースを除去して表記を揃える。
- ASC全角の英数字・カナを半角に統一し、表記ゆれを減らす。
- SUBSTITUTE「株式会社」「(株)」などの揺れを置換して統一する。
- COUNTIF同一社名の出現回数を数えて重複を検出(2以上=重複候補)。
- VLOOKUP / XLOOKUP別表(取引先・NG先)と突き合わせて、除外対象にフラグを立てる。
注意したいのは、「同じ社名でもまったく別の企業」が存在する点です。社名だけで機械的に消すと、別法人を誤って除外してしまうことがあります。可能なら法人番号や所在地・URLを併用キーにして名寄せすると安全です。並べ替えの際は、社名だけを選択して付帯情報を置き去りにしないよう、必ず関連列をまとめて範囲選択してから昇順に整えてください。
運用ルールとメンテナンスを決めておく
複数人で1つのリストを触ると、入力フォーマットのばらつきや上書き事故から重複が生まれます。入力規則(列の意味・必須項目・社名の書き方)、最新版のファイル命名ルール、定期バックアップを最初に決めておきましょう。さらに、リストは作って終わりではなく“生もの”です。倒産・移転・担当者交代で情報はすぐ古くなります。定期的に古い・不正確なデータを除去するメンテナンスを習慣化することが、精度を保つうえで欠かせません。Excelはファイルが重くなると共有・編集時の事故が増えるため、件数の増加に応じてCRM/SFAやリスト作成ツールへの移行も視野に入れてください。
リストの精度を上げる5つの軸
ここが本記事の核心です。アポ率・反応率を底上げするには、件数を追うのではなく、次の5つの軸で母集団を“絞り込む/整える”こと。どれも難しくありませんが、やるかやらないかで成果が大きく変わります。
軸①:業種で絞る
自社の受注実績が多い業種、課題がフィットしやすい業種に絞ります。実績データから「どの業種で勝っているか」を逆算し、その近縁業種へ広げるのが定石。業種がズレた相手にいくら丁寧に送っても、そもそも課題が合致しないため反応は鈍くなります。
軸②:地域(エリア)で絞る
商圏・対応エリア・訪問可否に応じて地域を限定します。対面が前提のサービスなら近隣に、オンライン完結なら全国に、と商材特性に合わせて設計。エリアで切るとメッセージにも地域性を織り込めて、開封・反応のきっかけになります。
軸③:企業規模(従業員数・売上)で絞る
規模によって決裁プロセスも予算感もまったく違います。小規模事業者向けの商材を大企業に当てても、窓口にすら届きません。逆もまた然り。自社の価格帯・導入規模に合うレンジへ絞ることで、商談化の確率が上がります。なお、2026年の調査では「経営企画室や情報システム部門などの“聖域”へのアプローチは難易度が格段に上がる」と指摘されており、規模だけでなくどの部門・誰に届けるかまで意識すると精度がさらに高まります。
軸④:連絡窓口(フォーム/メール)の有無で絞る
見落とされがちですが、「そもそも連絡できる窓口があるか」は精度に直結します。フォーム営業をするならお問い合わせフォームのある企業、メールならメール窓口のある企業に絞らないと、リストにあっても到達しません。フォーム有無を判定できるデータベースを使えば、この絞り込みを自動化できます。ListGeneはこのフォーム有無判定に対応しており、「窓口がある企業だけ」を抽出してそのまま送信工程へ渡せます。
軸⑤:NG・接触履歴で除外する
既存取引先、過去に接触済み・失注直後、そして「営業お断り」を明示している企業は除外します。お断り先への送付は関係悪化やクレームに直結し、得るものがありません。NGリストを別管理し、送信前に必ず突き合わせる運用を徹底しましょう。理想は、送信中に「営業お断り」を検出したら自動で除外・再送防止までできる仕組みです(ApoGenePROはこのNG自動検出・共有NG適用に対応しています)。
5軸を一言でまとめると——「合う相手(業種・規模・エリア)に、届く手段(窓口あり)で、当てていい相手(NG除外)へ送る」。母集団を10万件に広げるより、この5軸で5,000件に研ぐほうが、結果的にアポ数は伸びます。リストの精度とは“絞り込みの設計”そのものです。
やりがちな失敗と、合法・迷惑をかけない運用
最後に、リスト作成・活用でつまずきやすいポイントと、守るべき運用ルールを押さえます。技術より先に「やってはいけないこと」を知っておくほうが、長く成果を出し続けられます。
| よくある失敗 | 何が起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 件数だけを追う | 反応率が下がり工数も増える | 5軸で絞る/質を優先 |
| クレンジング前に重複削除 | 重複が残り二重送信 | 整える→重複チェックの順守 |
| 更新せず使い回す | 宛先不明・倒産先が混入 | 定期メンテナンスを習慣化 |
| NG・お断り先を放置 | クレーム・関係悪化 | NGリスト突合・自動除外 |
合法・遵法のために確認したいこと
BtoBの新規営業は、商取引上の勧誘として一般に行われています。一方で、リストを使ってアプローチする際は、迷惑をかけない運用を前提に次の点を併せて確認してください。
- 各社サイトの利用規約:フォームの利用目的や営業利用の可否に関する記載を尊重する。
- 特定電子メール法:メールを送る場合の表示義務やオプトアウト(受信拒否)の考え方に配慮する。
- 個人情報保護法:個人情報を含む場合は取得・利用・管理を適切に行う。
- 相手の明示的な拒否の尊重:「営業お断り」「NG」の意思表示は必ず守り、再送しない。
「数を打てば当たる」ではなく、「合う相手に、礼を尽くして、迷惑をかけずに届ける」——これが結果的に最も成果につながり、ブランドも傷つけません。なお本記事は一般的な情報提供であり、個別の法的判断については弁護士等の専門家にご確認ください。フォーム営業の進め方や法務の考え方をさらに知りたい方は、関連コラムの営業ノウハウ記事一覧も参考にしてください。
営業リストに入れるべき項目(列)の設計
リストの精度を支えるのは、実は「どんな列(項目)を持つか」という設計です。列が足りないと絞り込みも検証もできず、逆に多すぎると埋まらないまま形骸化します。営業リストは「アプローチに必須の列」「絞り込み・検証に使う列」「運用ステータスの列」の3層で考えると整理しやすくなります。最初からすべてを完璧に埋めようとせず、必須列だけは100%、補助列は分かる範囲でという割り切りが、運用を止めないコツです。
| 区分 | 項目(列) | 役割 |
|---|---|---|
| 必須 | 会社名/URL/所在地/電話/問い合わせ窓口(フォーム・メール) | アプローチに直接使う基礎情報 |
| 絞り込み | 業種/従業員規模/売上レンジ/エリア/上場区分 | セグメント分けと優先順位付け |
| 仮説 | 想定課題/導入していそうな仕組み/きっかけ情報 | 文面のパーソナライズ材料 |
| 運用 | 接触ステータス/送信日/反応/NGフラグ/担当者 | 二重送信防止と効果検証 |
とくに「運用」区分の列は軽視されがちですが、ここが効果検証の生命線です。送信日・反応・NGフラグを残しておけば、「どの業種・規模・エリアのセグメントが当たったか」を後から分析でき、次回のリスト作成にフィードバックできます。リスト作成は一度きりの作業ではなく、当てて → 記録して → 改善するという学習ループの起点です。当たったセグメントに寄せ、外したセグメントを削るサイクルを回すほど、リストは月を追うごとに洗練されていきます。
列は3層で設計
必須・絞り込み・運用。役割で分けると、埋めるべき優先順位が明確になる。
仮説列で差がつく
想定課題やきっかけを1列持つだけで、文面のパーソナライズ品質が跳ね上がる。
運用列で改善
反応・NGを記録すれば、当たるセグメントが見え、翌月のリストが賢くなる。
この列設計を手動でゼロから整備し、毎回維持するのは骨が折れます。企業データベースを使えば、業種・規模・エリア・上場区分・フォーム有無といった「絞り込み列」は最初から構造化されたデータとして手に入るため、運用列の管理に集中できます。リストづくりで本当に時間を使うべきは、データ収集そのものではなく「どのセグメントが当たるか」を見極める検証のほうです。収集・整形は仕組みに任せ、人は判断に専念する——これが2026年時点での現実的な分業の形です。
リスト作成から送信までを自動化するという選択肢
ここまで読んで「やることは分かったが、これを毎週手作業で回すのは厳しい」と感じた方も多いはずです。実際、2026年の調査でも「獲得したリードへスピーディに接触できているか」が成否を分ける一方、獲得直後にすべて架電できている企業は25.6%にとどまるとされ、リストを作ってもフォロー・送信が追いつかないのが現場のリアルです。そこで有効なのが、リスト作成と送信を一気通貫で自動化するアプローチです。
ListGeneで「業種・地域・規模・フォーム有無」を指定して質の高いリストを抽出し、その送信先をApoGenePROに渡せば、AIが企業ごとにHPを読み込み、お問い合わせフォームを理解して1社ずつ個別文面で自動送信します。フォームがない企業にはメール窓口へ自動代替して取りこぼしを抑え、「営業お断り」表記は自動検出して除外。本記事で説明した5軸の絞り込みと運用ルールが、ツール側でそのまま実装されているイメージです。リストづくりの工数を圧縮しつつ、精度と遵法運用を両立できます。
料金は、基本料が月額¥3,000、フォーム送信が1件“成功”するごとに¥3の成果課金です。送信が失敗した分やメール窓口への代替送信は¥0で、いわゆる“ムダ打ち課金”は発生しません。さらにフォーム成功50件までは無料で試せ、50件に到達すると自動で停止するため、いきなり費用が膨らむ心配もありません(クレジットカードの登録は必要ですが、勝手に継続課金される設計ではありません)。成果が出た分にだけ費用がかかる仕組みなので、「まずは自社のリストで当たるかどうかを小さく試す」という入り方ができます。なお、フォーム送信の成功率はリストの品質や業界によって変動し、あくまで“到達できたフォーム”に対しての話である点は正直にお伝えしておきます。だからこそ、本記事のテーマであるリストの質を高める工程が、自動化ツールの効果を最大化する前提条件になるのです。
よくある質問(FAQ)
Q.営業リストは無料だけで作れますか?
A.小規模であれば無料でも作成可能です。国税庁の法人番号公表サイトで全国の登記法人の基本3情報(商号・所在地・法人番号)を取得し、各社の公式サイトから連絡先や問い合わせ窓口を補完すれば、費用ゼロでもリスト化できます。ただし手作業の収集はメールアドレスやフォームURL、業種・規模などの付帯情報が欠けやすく、件数を増やすほど工数が膨らみます。月数百件までは無料、数千件以上の継続運用ならツール併用が現実的です。
Q.営業リストの精度を上げるには何を見ればいいですか?
A.アプローチ前に「業種」「地域(エリア)」「企業規模(従業員数・売上)」「お問い合わせフォームやメール窓口の有無」「すでに接触済みか/NG先か」の5点を整えることが近道です。自社の受注実績が多いセグメントに似た企業へ絞り、重複・休眠・お断り先を除外したうえで、連絡可能な窓口があるかを確認します。母集団を広げるより、当たる確率の高い企業へ的を絞るほうがアポ率は安定します。
Q.Excelで営業リストを管理しても問題ありませんか?
A.数百件規模ならExcel管理で十分機能します。会社名はTRIM・ASCで表記を統一し、COUNTIFで重複を検出してから削除する、という「クレンジング→重複チェック」の順序を守るのがコツです。ただし件数が増えるとファイルが重くなり、複数人運用で重複や上書き事故が起きやすくなります。数千件以上や複数メンバーでの共有運用に移る場合は、CRM/SFAやリスト作成ツールへの移行を検討するとよいでしょう。
Q.営業リストを使ったアプローチで法律上の注意点はありますか?
A.B2Bの新規営業は商取引上の勧誘として一般に行われていますが、運用面では各社サイトの利用規約、特定電子メール法(メール送信時の表示義務やオプトアウトの考え方)、個人情報保護法、そして相手の明示的な拒否(「営業お断り」表記やNGの意思)の尊重を併せて確認してください。迷惑をかけない運用が前提です。本記事は一般的な情報提供であり、個別の法律判断は専門家にご確認ください。
Q.リストの作成と送信を自動化できますか?
A.可能です。ListGeneで業種・地域・規模・上場/非上場・キーワード等の条件から40万社の企業データベースを抽出し(お問い合わせフォームの有無も判定)、その送信先にApoGenePROを連携させれば、AIが企業ごとにHPを読み込んで個別文面でフォーム送信まで自動化できます。フォームがない企業にはメール窓口へ自動代替し、取りこぼしを抑えます。基本料は月3,000円、成功1件につき3円の成果課金で、フォーム成功50件までは無料です。
良いリストを“成果”まで地続きにする
業種・地域・規模・フォーム有無で絞ったリストは、ListGene(40万社)で抽出。その送信先をApoGenePROに渡せば、AIが1社ずつHPを読んで個別文面でフォーム送信まで自動化します。
基本料 月¥3,000+成功1件¥3、フォーム成功50件まで無料。失敗・メール代替は¥0、ムダ打ちゼロ。縛りなし・いつでも解約。
※ クレカ登録は必要ですが成功50件まで無料・自動で勝手に課金されません。送信先リストは ListGene(40万社) と連携。